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In The Stream
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ソルトウォーター&トラウトルアー専門店。
シーバスや管理釣場などの近場から、GT、ディープジギング、
サーモン等の海外遠征タックル。
拘りのオリジナルアイテムをご用意しております。
愛知県愛知郡長久手町大字岩作字石田25  TEL 0561-61-1091


フィジーツアー
投稿日時: 2008/03/20 23:40:31

出発当日の朝、フィジーのフィッシングガイドから“味噌”を買ってきて欲しいとメールが届いた。
慌てて近所のスーパーに出かけ、味噌を片手に車に戻ると、車の側面がボコッと凹んでいた!
ギョヘー・・・。フライトの時間も迫っていたので、まぁいいかと思い車に乗り込むと、手を振る小母さんが目に入った。
車を止め、小母さんが「ぶつけた車のナンバー見たよ」と、世の中悪い人ばかりでなく、こんな親切な人もいるんだと感激(涙)

加藤さんとチームインザストリームの鈴木会長(以後、会長と省略)をピックアップし、名古屋高速道路、知多半島道路を飛ばし、予定時刻丁度に中部国際空港に到着した。
空港から110番通報し事情を説明。帰国までに調べてくれるとのこと。

大韓航空のカウンターで僕らは愕然とした。
一人当たりの受託荷物の制限が20kgと言うのだ。
荷物一個が20kgではなく、全部で20kg。100%無理。
急遽、船上で使う予定だったシールラインの防水ザックを取り出し、3人分のメタルジグとリールをザックに詰め込んだ。
機内搬入手荷物は12kgとなっているが、確実にザックは20kgを超えていたと思う。
往復のフライトで運搬してくれた加藤さん、本当にありがとうございました。

出国カウンターが見たこともない長蛇の列、先頭のオヤジが何だかもめている。
どうやら、他人フライトチケットを持っていてゲートを通過できない様子だ。

運良く鈴木さんと加藤さんは順調にゲートを過ぎ、飛行機に乗り込んだが、私はこのオヤジのせいでゲートを通過した後、登場ゲートまで全力で走るハメになった。
グランドアテンダントに「カワシマさんですか?急いで」と言われ。
機内で一泊しフィジーに到着。想像していたより暑くない。
空港の免税店でビールを買い込み、タクシーに乗り込んだ。
約1時間半の道のりの間にマーケットに寄ってもらい、ミネラルウォーターやコーラ、スプライトを2ケース買い込んだ。
道路脇の草むらに牛がのんびりしているメインストリートから左折すると、びっくりする様な悪路。
ゴトンゴトンとシャーシと路面が接触しながら走っていく。
疲れた体に追い討ちをかけるように揺られた。

フィジーのガイドとして有名なジム・シアーズ氏の熱い歓迎を受けた後、アングラーズパラダイスのゲストハウスに向う。
用意された3つの部屋を贅沢に一人一部屋で泊まることにした。
部屋にはエアコンが無いが、天井に取り付けられた大型のシーリングファンがブンブンと回っている。
錯覚かもしれないが、時間が経つにつれて体が慣れ、ファンだけで十分快適。
しかし、蚊の多さには驚いた。加藤さんは部屋につき10分も経たないうちにボコボコに刺されていた。
結局、フィジーを離れるまで、蚊に悩まされることになった。
アングラーズパラダイスに行く方には、蚊取線香と虫除けは絶対に持っていって欲しい。
おすすめはパーフェクトポ−ション社のバズオフスプレーとキャンドル。
ランチを済ませ、タックルをフォードのトラクターに積む。
ガガガガーと凄まじいディーゼルサウンドで降り坂を下りて行くと、マングローブ林を切り開いた港が現れた。
港はかなりのマッディーウォーターであったが、小魚が群れを成していた。
このマッディーな感じは、外洋に出る水路の途中に川が流れ込んでいるからだそうだ。
その水路ではメッキやジャックがライトタックルで狙えるとのこと。

200hpの船外機を搭載したボートに乗り込み、いよいよスタートフィッシング。
水路を抜け、沖に出ると初めて見る海だが、幾分白く感じた。ジムに聞くと、前日に過去に経験したことがないほどの大雨が降ったと言う。

少し不安な気持ちでリーフに目掛けキャスト開始。
カーペンターのブルーフィッシュをジムはやたら気に入っているらしく、「No.1 Lure! No.1 Lure!」と連呼していた。
ドバッ!とブルーフィッシュに出た!
この瞬間がトップウォーターゲーム最大の楽しみだと私は思う。
全くラインがリールから滑り出すこと無く上がってきたのは、70cmほどのギンガメアジ。

ジムがしきりに私に「ファーストリトリーブ」と言っている。
ブルーフィッシュでファーストリトリーブ??と思いながらも言われるままにリーリングしてみる。
誰がどう見てもルアーを回収している感じ・・・。
不安に駆られている私の横で、会長のルアーが消し込んだ。
相変わらずガトリングガンのような凄まじいフッキング。
魚の顎が壊れそうだ。
脳震盪でも起こしたのだろうか、青くないカスミアジが上がってきた!
もしかしてオニヒラアジか。

ブルーフィッシュのファーストリトーブをしていると、「出た!」。これには正直驚いた。
ブルーフィッシュ本来の動きは全くしてないのだから。
でも、小さいけど記念すべきフィジー第一号GT。
続いて加藤さんと会長が一回り大きいGTをキャッチ。
次々にドバッという音とともにルアーが海中へ引き込まれていく。
会長と同時にヒットした時には、二匹が全く別方向に走り、大苦戦した末私はフックアウト。
かなりの睡眠不足でしたが、碁打ちに時なしで日が暮れるまで魚たちに遊んでもらい帰港した。

待ってました!フィジー名物“カバ”の登場です。
パッと見は泥水のような飲み物。フィジーの歓迎の飲み物らいしが、噂によると強烈に不味いらしい。
年上順ということから会長が一番手に。恐る恐る器を口に運ぶと想定外の反応が、「薄い」と言うのだ。
次に加藤さん、私と回ってきて、私も「薄い」と思ったし、そんなに不味くない。
ただ、決して何杯も飲みたいという味ではない。何だかんだ3杯も飲まされましたが・・・。

食卓にはギンガメアジとGTが並んだ。GTを喰ったのか!とお怒りの意見もあると思いますが、郷に入っては郷に従う。
まずはガイドの気分を損ねては釣ができなくなるのでお許しください。やはりアジ属です。
刺身は日本から持参したワサビと醤油でいただくと、「美味い」の一言です。

ゲストルームに戻る道にはカエル、カエル、カエル、カエル。
部屋の前にもカエル、カエル。カエル好きな私には嬉しいやら楽しいやらですが、カエルが苦手な方には、地獄のような環境でしょう。
見上げれば天の川がくっきりと見える夜空に少しロマンチックを感じながらも、蚊の猛攻に耐えられず足早にゲストルームに戻り、体を休めた。
午前5時、まだ暗い朝にアラームが鳴り響き起床。
パンとフルーツの軽めのブレックファーストをとった後、港に向う。
沖に向うボートの先には巨大な積乱雲。予定していた東のポイントを変更し、西へミヨシ向けた。

満潮時でリーフエッジがはっきりと見えないが、ジムの息子のコンラッドの的確な指示でキャスティングしていくと、 カスミアジやバラクーダが飛び出してきた。
下げ止まり直前だっただろうか、ブルーフィッシュをリーフの中にキャストし、 超ファーストリトーブによるストップ&ゴーを繰り返し、リッフエッジにさしかかった時、大きな水柱が上がった!

T.KustoM インターミディエイトボロン86がこの2日間で最も曲がっている。
20kgぐらいあるか?と思いながらファイトをし上がってきたのは、予想より小ぶりだがカッコいいブラックGTでした。
個人的感想ですが、フィジーのGTはサイズの割りには良く引く。
そして入り組んだリーフがラインブレイクを招くため、適度にスリリング。
そして何といってもヒット率が極めて高い。

3日目、最終日。
前日と同様に軽い朝食後に港に向い沖を目指した。
海はベタ凪、ボートは滑走した。
右左キャストすれば届くリーフとリーフの間にできたスリットにジグを沈めていく。
加藤さん、会長とも300gクラスのジグに鋭い歯形が付いた。
私は、130LBショックリーダーの先端に400LBのナイロンリーダーを50cmほど付け、アシストフックは2mmステンレスワイヤーで組んだ。
T.KustoM クーダ500で軽快にシャクッていると、スコーンとラインを切られた!
それも400LBリーダーが・・・。
きっとワフーかシャークだろう。

ミヨシでシャクッていた会長が「ヒット、ヒット」と。「ハァ〜ハァ〜」と息を切らしながらのファイト。
数分後にクルクルと円を描きながら上がってきたのは、グッドサイズのキハダマグロ。
コンラッドは「サシミー サシミー」と大喜びだ。何と、会長のリーダーの長さはたったの2mぐらい。
しかもキャスティングで使っていたままの状態。会長は喜色満面だが、私と加藤さんはあ然・・・。

どこまでも続くリーフエッジにキャストしていくと、飽きない程度にドバッ!とバイトしてくる。
GTやカスミアジはもちろん、バラクーダ、バラフエダイ、スマガツオ、グルーパーなどなど。
非常に豊かな海と、心温まるアングラーズパラダイスの御もてなしが素晴らしかった。

また、いつの日か訪れたいフィールドが一つ増えた。


TACKLE
【ROD】 T.KustoM インターミディエイトボロン810&86
【LINE】 バリバス・GT マッスパワー6号&ウルトラインビジブル 130LB
【LURE】 ブルーフィッシュ、ストロングポップ130、他


インザストリームのホームページ






 
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