釣具のショッピングモール:フィッシングバム ブログ
KYOTO FLY
完成品フライ、フェザージグの製作・販売をしています。
タイヤー・窪田孝幸(くぼたたかゆき)は
1970年生まれ、14歳よりフライフィッシングをはじめ
大学時代は週4〜5日のペースで釣り三昧。
北海道から与那国島まで日本全国を釣り歩き、
カナダ、アラスカへと海外遠征も。
現在は関西の管理釣り場を中心に「仕事?」としてまた釣り三昧。
20歳よりトーナメントキャスティングを始め
日本キャスティング協会理事も務めています。
この帽子を見かけたらお気軽に声をかけてくださいね。
日本選手権 フライ正確度 銅メダル
投稿日時: 2007/06/26 19:06:54
6月23日24日、インランドキャスティングの日本一を決める「日本キャスティング選手権」に参加してきました。
私が参加したのは5種目総合。フライとスピニングの正確度(的当て)と遠投の5つの種目で、世界選手権の国別対抗もこの5種目総合の代表選手4人の総合点で競われるのです。
結果は5種目ほとんどが「そこそこ」の成績でしたが、私の最も得意である「フライ正確度」は3位、つまり銅メダルを獲得しました。
トーナメントキャスティングに精通していない人にとって「正確度競技」は「遠投競技」に比べ、その「面白さ」「凄さ」が理解しにくいと思いますので、今回の私の戦いでその一端に触れてみて下さい。
フライ正確度競技の開催される24日は雨がしとしと降る「梅雨空」。しかし風はほとんどないので、優勝ラインは100点、そしてプレーオフになるものだと思っていました。(日本選手権には最強のメンバーが揃うので100点が当たり前の世界です)
私は前半は審判。そのコートでは100点は出ず、「アレ?」と思いました。別のコートでも優勝候補たちが全て1つ外しの95点。
「この状況だと100点を出せば金メダルの可能性が高い!」(こう思ったのが間違いでしたが・・)
後半に入り私は4番目の投擲順。後半組みの優勝候補のキャスティングも見れます。すると全員が1つ外すではありませんか!
私はタイムこそ早くありませんが、確実に100点を出すスタイルなので、ますます金メダルが近づいてくるように感じました。
そしていよいよ私の順番に。
投擲台にのぼり、ターゲットを見ると大きく見えます。これは調子の良い証拠!(点数が悪い時はターゲットに集中できません)
ここでフライ正確度を簡単に説明。フライ正確度は20回ターゲット(直径60cm)に当て、5点×20投の合計点。前半の10投はフォルスキャストを入れる「ドライラウンド」、後半の10投はピックアップ・レイダウンで当てる「ウエットラウンド」
競技に戻ります。
「スタート」の審判のコールとともにラインを出してフォルスキャストを始めます。最初の3番ターゲット、次の1番ターゲットは「ゴーン」と着水音を立てる順調なキャスト。しかし3番目の4番ターゲットの時にリーダーが左に曲がり、ギリギリのヒット。
「なんか良くないなぁ〜」と思いながらも気合でドライラウンド10投は全てヒットさせました。
ウエットラウンドの1番目のターゲットには手前ギリギリでヒット。「また、なんか良くないな〜」と思いつつ残りをヒットさせ15投連続ヒットです。
最後のウエットラウンド5投を前に、ふと
「優勝!!」の邪念が・・・
そして先ほどの「なんか良くないなぁ〜」の不安が・・
その邪念と戦いで次の1投までに20秒ぐらい待ったのでしょうか。
そして「エイ、ヤー!」
外してしまいました。
後は開き直って、ポンポンとヒットさせ、結果は95点。
投擲終了後、台の上で崩れてしまいました・・・。
そして全ての選手が投げ終わると、
本部から「プレーオフ・95点」の召集が。
そこには7名も、そろいも揃って全員1つ外したのです。
ここでプレーオフの説明を。
予選は点数のみで、上位の複数の選手が同点の場合「プレーオフ」を行い「メダル」を確定させます。
しかし「プレーオフ」では、同点の場合タイムの早いほうが上位になるため、いわゆる「早撃ち」の技術が生まれてきたのです。早い人たちは1分を切り50秒台。それに対して私は3分30秒〜4分です。
選手全員でくじを引き、コート、投順を決めます。
私はAコートの1番目。
私の作戦は「2分40秒で100点」
これが私が100点を確実に狙えるギリギリの早さです。
そして本部のマイクでコールされ「プレーオフ」の投擲台へ!「日本一を決める最高の舞台」へ昇ります。!!
緊張もありますが、最も誇りを感じる場面でもあります。
審判の「スタート」の掛け声で3人同時スタート。
4番目のターゲットまで順調にヒット。しかし5番目のターゲットの時に「早撃ち」を意識したため、フォワードキャストに入るタイミングがほんの少し早くなり「アウト!」
ここで開き直りました。
残り15投は「ポンポン」早目に撃って、結果は95点で2分21秒。
後は残り二組のキャストを「にらみつける」だけです。
しかし目の前で「100点」が・・・
他の選手も結構早いタイムで、結構点数を取っていたようなので・・・
そして集計結果。
100点は1人。そしてなんとプレーオフの95点は3人。(つまり2位〜4位)
そして私は4位の選手と1秒差で3位銅メダルを獲得できました。(ちなみに2位の選手は59秒です)
下の写真はその激闘を物語っている、テカっている私の顔です。
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